生活苦を理由に結婚を迫った?息子が同情して結婚しそうになったの事例

母親/ 60代 / 広島市在住 / 主婦 / 子ども2人

息子の婚約者 / 30代 / 会社員

依頼内容

広島県内で会社の部長として活躍している35歳の息子は婚活2年目に入ります。結婚相談所や友人からの紹介など、積極的に出会いを求めています。しかし、運命と感じられる女性とはなかなか出会えずにいました。そんなある日、職場に新しく中途入社した女性と親密になり真剣交際に発展。息子は「結婚前提の彼女がいる」と両親に紹介しましたが、お相手の女性に毎月お金を渡していると発覚。息子の母親は婚約者の家庭環境はどうなっているのか心配で探偵に結婚調査を依頼されました。

調査内容

ようやく心から愛する女性と知り合えた息子さんですが、お相手の女性に毎月生活費を10万円程渡しているとは分かり、ご両親は心配されています。職場恋愛での結婚ですが、お相手の女性はどんな生活をしているのか調査を開始します。

1日目(調査時間:12時間)

調査員がわかったことは、女性は70代の両親の介護と足が不自由な40代の兄を介護していました。家族4人の中で仕事ができる健康な状態は息子の結婚相手の女性だけ。なんと彼女は月給17万円で家族4人を養って、金銭的に苦しい生活をされていました。息子さんはある程度話は聞いていたようで、彼女に同情していて助けてあげたい気持ちがありました。息子さんは年収500万円あるため、彼女と家族の面倒を見てあげたいと思っていたそうです。しかし、息子さんは自分の両親には余計な心配をかけるからと黙っていたようです。

2日目(調査時間:7時間)

婚約者は30代ですが、華やかな生活とは無縁で仕事には毎日同じスーツを着用し、友人との遊びもありませんでした。調査結果をご両親に報告すると、息子さんの結婚生活が余計に心配になり、思いとどめて欲しいと一言おっしゃいました。どんなに相手の事が好きでも、苦労が目に見えているし、子供ができたら生活に余裕がなくなると伝えたそうです。

調査結果

後日、息子さんは現実を直視して、自分だけが金銭的に全て背負うのは困難だと自覚したそうです。一度は結婚を決めただけに別れは辛かったはずですが、結局婚約破棄となり、別々の人生を歩むこととなりました。

依頼者様からのコメント

息子の将来を考え、ご相談して、私も、息子も現実を知ることができました。ありがとうございました。

中央興信所から

結婚という重大な人生の上での決断、ご心配の事だったと思います。お役に立つことができてよかったと思います。

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