パソコン機器、製造会社の社長(64歳)
自社の従業員15人(20代〜50代)
依頼内容
広島県内で小さなパソコン機器を製造している中小企業の社長です。従業員は正社員とアルバイトが15人程度います。職場の人間関係は良好ですが、最近は売上が落ち込んで低迷しています。コロナの影響もあって受注が減り、事業を縮小せざるを得ず、半数近くリストラを検討しています。従業員の勤務態度を確認して、優秀な従業員のみ残して、怠慢な従業員をリストラ対象にするつもりです。以前、自分の目が届かないところで数人の従業員がサボっていると耳にしたので調査をお願いします。
調査内容
アットホームな雰囲気の職場で従業員に対しても特に不満はないが、長引く不況とコロナのダメージが大きく、リストラを踏み切るとのことでした。従業員をフェアに判断したいため、勤務状況を確認して行動調査をお願いしますとのご依頼でした。従業員の中でも正社員10名を対象に調査して、聞き込みやデータを元に調査を開始します。
調査結果
怠慢な勤務態度が見られる正社員は10人中、3名が該当すると判断しました。そのうち、1人はベテランのチームリーダーですが部下に指示をした後に、スマホを持って工場から離れて3時間くらい周辺でサボるのがパターンです。また、顧客と新規の営業回りをしている2名の従業員においても、怠慢な勤務態度があると分かりました。営業は直行直帰ですが、勤務時間の報告に偽りがあること、そして営業中にネットカフェや私用の買い物へ行っていたことも分かりました。コンビニの駐車場で時間を潰して、営業の仕事を放棄しているため、リストラ対象と思われます。
依頼者様からのコメント
中央興信所から
従業員の職務怠慢や不誠実な行動は責任者の目が届かないところで行われている可能性があります。リストラや退職を勧告したいとお考えの方は一度、従業員の素行調査を検討してみてください。
正社員の中からサボり気味の従業員3名を割り出していただき、調査員の方々のおかげで大変助かりました。決まった3名をリストラ対象にします。今後も事業の成績が傾いたらまたお願いしたいと思います。