女性（61歳）
兄の婚約者、フィリピン人女性 （30代）
依頼内容
私の兄は広島県内の精肉店に勤める60代です。怒りっぽい性格のせいか、女性との付き合い経験がほとんどなく、60代になっても独身です。そんな兄が最近フィリピン人と婚約しました。
フィリピンパブで知り合い、兄が一目惚れをしたそうです。私はテレビの特番でフィリピン人による偽装結婚や結婚詐欺の実態を思い出し、兄のことが心配になりました。
兄はフィリピン人女性の本名や過去の結婚・離婚歴も何も知らず、女性が何のビザで日本滞在しているかも分かっていません。
兄は目が♡になっているので、私がなにを言っても聞いてくれず、とにかく結婚できればいいと思っているようです。
そこで、自分の力ではどうしようもできないので、結婚調査に定評のある中央興信所さんに依頼することに決めました。
調査内容
ご依頼者様の妹様は心配されたご様子でした。問題がなければ祝福してあげたいけれど、問題点があればそれなりの対応をするため、事実関係を確認したいとのことでしたので、聞き込み等にて調査を進めていきます。
調査結果
調査チームが調べて多くのことが発覚しました。女性は27歳の頃に母国フィリピンで近所に住む30歳の男性と結婚し、1男1女がいます。今は母親宅に預けられています。 女性は5年前にエンターテイメントビザを取得し、日本に入国。都内のフィリピンパブで1年間勤めて、帰国するための「さよならパーティー」で見送られました。 しかし、実際はフィリピンに帰国せず、広島県のフィリピンパブで働くことになり、今はオーバーステイ状態です。そんな中、ご依頼者様のお兄様と知り合いました。 フィリピンにいる家族には「お金のために日本人と結婚して、お金を送金する」と約束しており、他の日本人男性客にも「日本の在留資格の協力をして欲しい」と相談していました。 まとめると、婚約者のフィリピン人女性は重婚（フィリピンにて）、本当の身元を隠している、他の日本人男性客に偽装結婚を持ちかけていた、オーバーステイ状態と分かりました。
依頼者様からのコメント
中央興信所から
国際結婚をしてから離婚時に財産分与で揉めたり、相続トラブルに発展することもありますので、今回のように結婚調査をしておくと安心です。
短期間で細かく調べて頂き、本当にありがとうございます。嫌な予感が当たりました。兄は目が覚めないかもしれませんが、事実を突きつけて最後には婚約破棄してもらうことにします。