急速なAI化で「産業スパイ」が急増している実態!素行調査で犯人を摘発

IT企業勤務の部長(53歳)

産業スパイをしている人物

依頼内容

IT企業で部長を務めています。ある日、会社のパソコンから秘密管理が徹底されているデータが大量に外部へ漏れた事件が起きました。

パソコンには社内以外の人物はアクセスできない対策が取られていますが、企業秘密である技術的な情報や経営方針、顧客リストなど、大事な情報が簡単に盗まれて驚いています。

部長の私が責任者となり犯人探しをしていますが、当社は社員100名のほか、契約社員や派遣社員、中国からの派遣社員もいるので1ヶ月経っても一向に見つけることができません。

そこで、素行調査に定評のある中央興信所さんをご紹介頂いたので、産業スパイの犯人探しを依頼しました。

調査内容

産業スパイに関する素行調査依頼は増加傾向にあります。
被害がこれ以上拡大する前に、早急に調査員チームを結成し、社内での聞き込みから素行調査を開始します。

調査結果

調査した結果、データが外部流出した数日前に退職した元社員3名が犯人と特定。まず、中途採用で入社した29歳のA氏が他の社員2名に外部へ転職する話を持ちかけました。 社員2名が高収入などの条件を受け入れて転職を決めると、A氏と社員2名が日付をズラして続けて退職しました。その際に社内データを盗み、競合他社へ機密情報を提供した疑いです。 社内にはA氏から好条件で競合他社への転職を勧誘されたが断った、という社員が他にも5名近くいることが分かり、聞き込み調査によって産業スパイの存在を確認しました。 A氏と元社員2名は不正に機密データを持ち出し、競合他社へ特殊技術を提供しており、すでに退職しているとはいえ、秘密保持契約の違反として民事的責任を追求できると思われます。

依頼者様からのコメント

今回は早急に問題解決に取り組んでいただいてありがとうございます。犯人が特定できてホッとしています。秘密情報が保管されている場所に隙があったことを反省しています。 これから民事訴訟での損害賠償請求を視野に入れて弁護士と相談します。また何か起きましたら素行調査をお願いしたいです。

中央興信所から

産業スパイの被害は会社の業績悪化の原因となり、企業の競合力低下や社会的信頼を失うことにも繋がりますので、早めに犯人を追求することが大切です。 同様のケースで不正競争防止法違反や窃盗、業務上横領など刑事告訴をご検討の方、もしくは民事訴訟での債務不履行、不法行為損害賠償請求をお考えの方はご相談ください。

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